2020.08.31
FXには大きな特徴が5つあります。
そして、それをしっかり理解し、リスクを把握した上で取り組めば、大きな利益を獲得できるチャンスが広がります。
この記事ではFXの5つの特徴を紹介。
なぜ稼げる人が続出しているのかを解説します。
FX最大の特徴。それが「少ない資金で取引が可能」、つまり「レバレッジ」を効かせた取引が行える点です。レバレッジとは「てこの原理」を意味する言葉で、小さな力でより大きな力を生むことを表します。この場合では、小さな資金で大きな資金を生むことです。
なぜFXではそのようなことが可能なのでしょう。
それは、FXは外国為替取引を「証拠金」で行う取引だからです。証拠金は、取引を行う際に相手方に預け入れる担保金のようなものです。また、FXは必ず決済(反対売買)することが約束された「差金決済」という決済方法を採用した取引です。そのため、総取引額のキャッシュの受渡しは必要とされず、売買の損益の受渡しのみで取引が完結します。
具体的には、FXでは「証拠金」の最大25倍に相当する取引が行えるというルールがあります。つまり、100万円分の運用をしたければ、単純計算で最低4万円の資金を準備すれば取引が可能です。
時折「リバレッジ●倍」という表現を耳にしますが、それは「証拠金に対して総取引額が何倍か」を指しています。
少ない資金で取引が可能だからこそ、FXは大きく勝てるのです。
外国為替取引の特徴のひとつに、取引を行う場所または建物を特定する、いわゆる「取引所」が存在しないことが挙げられます。FXは当事者同士が価格や取引量を決めて行う相対取引(あいたいとりひき)です。
相対取引は、市場において不特定多数の投資家が集まって行う市場取引とは異なり、買いたい人と売りたい人の1対1で
成り立っています。つまり、買いたい人と売りたい人が存在する限り何時でも取引は成立するわけで、24時間常に世界のどこかで取引されていること、これはFXの大きな特徴です。
確かに、株式市場も金融市場として、日本が取引を終えても時差のある欧州やアメリカで取引が始まるため、いつでも取引は可能です。しかし、どこでも同じ銘柄が取引されているわけではありません。
その点、金融市場の一つ外国為替市場では、米ドル/円、ユーロ/米ドルなど、様々な通貨ペアが世界共通で取引されています。また、外国為替は土曜日・日曜日、そして元日の1月1日以外は基本的に取引が継続されています。ですから、常に交換レートが変動していて、24時間取引が可能なので、自分のライフスタイルで取引することができます。
FXにおける最大の収益チャンスは、為替差益です。売買の対象は通貨ですが、考え方は一般の取引や株式投資と同じです。いかに安く買い、高く売るか。それがポイントです。
例えば、1ドル=100円だったとします。
もし「これからドルは値上がりする」と見込めるなら、10,000ドルを購入し、仮に1ドル=110円の時に売れば10万円の為替差益です。
反対に「これからドルは値下がりする」と見込めるなら、先に10,000ドルを売って、1ドル=90円の時に10,000ドルを買い戻せば、10万円の為替収益が得られます。いわゆる「売りから入る」「売りポジションを持つ」などと言われる「空売り」です。
空売りとは、手元にないものを信用取り引きなどを利用して借りて売ることです。反対に、手元にあるものを売る取引が「現物の売り」で、これが一般的な取引の基本形です。
FXでは空売りも広く行われています。
FXの空売りとは、対象の通貨を後で買い戻すことを約束し、相場が高いタイミングに売って、相場が安くなったタイミングで買い戻すことで、その差額利益を得る取引手法のことです。
この取引をする場合は「逆指値注文」をすれば空売り取引が可能です。
いずれにせよ、売りからでも買いからでも損益が計算できる。
それもまた、FXの特徴です。
スワップポイントは、2つの通貨を交換する際に生じる金利差調整分のことです。しばしば外貨預金における金利(預入利息)のイメージで捉えられがちですが、スワップポイントはFX特有の利益です。そのため、発生する仕組みも大きく異なります。
FX取引を行うと、2国間の通貨の交換と同時に金利の交換も行われます。金利は各国で異なります。そのため、その差額を調整する必要があるのです。一般的には、スワップポイントは低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買った場合に受け取ることができます。
具体的には、日本は超低金利につき利子はほとんど付きません。しかし、外国の通貨には高い利子が付くところもあります。中でも高金利で有名なのが「トルコリラ」や「南アランド」、「メキシコペソ」などです。
FXではどうしても為替差益ばかりに目がいきがちですが、このスワップポイントをうまく使ってコツコツと利益を出すのも重要なポイントです。
ちなみに、スワップポイントは実際には政策金利の差と完全に一致しているわけではなく、FX会社によってもちがいがあります。また、高金利通貨を売って低金利通貨を買った場合には、スワップポイントの支払いが生じます。
FXは大きな利益を出すことは可能ですが、誰にでも簡単にできるわけではありません。知識やノウハウ的なものは必要です。
もちろん、独学で有名トレーダーになった人がいないわけではありませんが、それでも独学で稼げるようになるには相当な努力と時間がかかります。
FX業界では、一般的にこう言われています。
・FXで勝ち続ける人は全体のたった1%
・稼げるようになるまでは最低でも3年はかかる
そうしたことを考えると、誰かに師事した方がベターなような気もしますし、そもそもFXが自分にとってベストな投資かどうか、そこから考えてみた方がよいケースもあるでしょう。
インベスターズビレッジは主に「投資」と「ビジネス」(経営・M&A)に的を絞って取り上げています。また、様々な分野への投資の知識と実際の流れをカリキュラム+テキストに加えて、実践でも学ぶことを大切にしています。
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