人生100年時代と呼ばれる昨今、50歳を迎えた私は、ある問題を解決しておく必要性にかられ、時間を見つけては調べ物をしていた。

資産運用についてだ。

私自身、これまで仕事は頑張ってきた自負がある。会社でもそれなりの地位を築けていると思う。現状にそこまで不満があるわけではない。

それなのにどうして資産運用について調べるようになったかと言うと、最近になって体力の衰えや未来の健康不安が常に頭をよぎるようになったからだ。

調べてわかった、というか気付かされたことがある。

それは、資本には2つあるということだ。いわゆる、金融資本と人的資本だ。

金融資本は文字通り、現預金や株、債券といった一般的な資本の概念を指す。

もう一つの人的資本とは、簡単に言えば、労働力によって生み出される余剰資金（収入ー生活コスト）×働ける年数のことだ。

当然の話だが、この人的資本は若い時代は多く残っており、歳を取れば取るほどに少なくなるという関係性がある。

例えば、定年が65歳、毎月生み出される余剰資金が100万円として、30歳の若者と50歳を迎えた私とでは、

30歳の若者：100万円×（65歳-30歳）＝3,500万円

50歳を迎えた私：100万円×（65歳-50歳）＝1,500万円

と2,000万円もの開きがある。

まあ、これは年齢差がある分、計算上そうなるのは当然の話なのだが。

問題は、50歳を迎えた私が、これまで資産運用というものに一切取り組んでおらず、人的資本の減少だけが進んでしまっている、という事実だ。

本来ならば、少なくとも30歳ぐらいからは資産運用に取り組み始め、

ある程度リスクも取りつつ、人的資本とのバランスを取りながら適切に運用をすべきだったのだ。

それが、明確な理由もないのに資産運用と距離をとった人生を歩んできたが故に、

今になって、

「あの時にこうしておけば・・・」
「取り返しのつかないミスをしてしまった・・・」

と自らを責めるしかない自分にも嫌気がさす。

目の前には顕著に「体力の衰え」と「健康不安」の問題があるのに、金融資本は十分にない。

そのギャップをどう埋めればいいのか？その答えが知りたくて始めたこの調べ物である。

しかし調べれば調べるほどに、時間の大切さが身にしみる。

もし30歳から資産運用をスタートしていれば、私も今頃は億万長者の端くれぐらいにはなれていたのだろうか・・・。

とにかく、資産運用において“時間”というものは、何にも代え難く、味方にすべきものだったということだ。

・・・

・・・

・・・50歳である。

今さらハイリスクな投資対象や投資手法に没頭するような愚かな行為はできないし、

それが人的資本を十分に持っている若者たちの特権であることは、誰がどう考えてもそう結論づけるだろう。

私には、時間もなければ、リスクも取れない。

それなのに。

この問題を意地でも解決したいと思っているのに・・・。

調べても調べてもハイリスクなものや、長期運用の記事ばかりが目立つ。

証券会社を頼るのも、結局手数料ビジネスの手先のようなものなので、知識が十分でない状態で彼らの提案を精査することはできないからパスだ。

・・・いっそのこと信頼できる先生と呼べるような人に師事すべきなのだろうか。

「50代からの資産運用について膨大な時間をかけて調べ、ようやくたどり着いたこのセミナー。私が一番求めていた答えが、やっと見つかった。」

私の参加後の感想はこうだった。

私のひらめきは当たっていたのである。

講師の先生は現役の米・ニューヨークの投資ファンド運営者で、

直近の年間利回りは2年連続で35％以上という凄まじい成績を出されていた。

元々ニューヨークで生まれ育ち、ウォール街の証券会社や投資銀行でトップ成績をあげた後に独立。

現在はファンドの運営と芸能人やスポーツ選手などといった方々のプライベートバンキングなどをメインで手掛けているとプロフィールに記載があった。

米富裕層コミュニティのサッカーコーチも約20年歴任していたこともあり、富裕層との繋がりも濃いそうだ。

第一線で活躍する本物の一流投資家という印象だった。

そんな先生から直接、アセットアロケーションについて教えてもらえたこのセミナーは、私にとって貴重な体験になった。

通常、このクラスの人物と会うには運用資金で言えば少なくとも数千万円は必要だろう。

先生は海外進出する日本人の支援活動をしているのだが、その延長で、

欧米と比べ何もかも遅れている「資産運用分野」についても何か支援ができないかと考えるようになったところで、このセミナーの話があり、まずやってみようということで引き受けたそうだ。

そんな一流の先生から文字通り直接授けていただいたアセットアロケーションの考え方、実践方法はかなり現実的で、すぐに実用できるシロモノだった。

人生100年時代を生き抜くための武器を得た気分に浸り、不安から開放された心持ちだ。

50歳からの資産運用は、遅くない。

今ならそう断言できる。

50歳から始める資産運用であっても、アセットアロケーションを最適化すれば、

☑️歳を重ねるごとに減っていく人的資本をカバーできる

☑️体力の衰えや健康不安も乗り越えられる

☑️定年後も不安のない世界線で生きられる

つまり、残された時間を有効に活用し、お金の不安、健康の不安から解き放たれ、

その先に人生の充実度を上げていくための生き方を模索するステージに上がることができるのである。

アセットアロケーションはどの世代でも役立つ知識ではある。ただ私は、特に50代に勧めたいと思う。

なぜなら

「これまで資産運用というものに一切取り組んでおらず、人的資本の減少だけが進んでしまった」

という私が直面した問題に気付いていない人も多くいるだろうし、気付いている人もその問題に適切にアプローチできずに悩んでいる可能性が高いと思うからだ。

もし、あなたがここまで読み進めて、50代から始める資産運用の最適解「アセットアロケーション」に少しでも興味が沸いたなら、実際にセミナーに足を運んで見て欲しい。

人生100年時代における残りの長い人生が、今よりも輝いて見えるはずだ。